行ってきましたイタリア、その1

先月中旬、念願だったイタリアに旅行して来ました。目的はヴェネチアのカーニバルとヴァチカンとフィレンツェラファエロの絵を見ることです。
一週間の強行スケジュールでフィレンツェヴェネチア、ローマの3都市を巡って来ました。
成田から12時間のフライトを経てローマへ、すぐに乗り継ぎ同日フィレンツェに入りました。花の都と表されるフィレンツェですが深夜に見た第一印象は街角の暗闇に魔物が住んでそうな恐ろしさを感じました。
フィレンツェには二泊しましたが、深夜に到着し一日おいて早朝に出発するスケジュールだったので、実質なか一日のみ観光しました。この一日は殆ど美術館巡り。
ウフィツィ美術館とアカデミア美術館は事前にweb予約(http://www.b-ticket.com/b%2Dticket/uffizi/default.aspx)をしていたのでスムーズに入れました。webだと午前中の予約が出来ないようなのでピッティ宮殿にあるパラティーナ美術館は直接行ってみましたがとても空いてスムーズに並ぶことなく入れました。このほか教会や名所など廻ったのでほとんど丸一日歩き通しって感じでした。

唯一買い物目的で行ったお店は映画ハンニバルで有名なサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局です。店内には売り場の他にこのお店の歴史がや由来がわかる展示ブースがありその昔修道士達が薬などを作っていた様子が感じられます。写真は店内に併設さてある図書室です。フレスコ画がきれいでした。
夜はガイドブックにも載っているTボーンステーキを食べさせるレストランに行きました。タクシーに乗りお店の名前を告げると運転手さんもグッドレストラン!と言ってくれたので期待していきました。店内はこぢんまりとした居心地の良い感じでした。メニューに載っていた150グラムのステーキをオーダーしようとしたのですが、何故か無いと言われ代わりに700グラムのステーキを勧められました。二人で行ってもさすがに700グラムのステーキは無理、違うものを頼んだのですが・・・後から来た地元の常連さんと思われる一人客が隣の席で150グラムのステーキを出されたのをみて怒りというよりも寂しい気持ちになりました。その日がたまたまそうなのか他の外国人も何組か来ていたのですが、やはり皆700グラムのステーキを勧められていました。

フィレンツェからヴェネチアまでは列車で移動。駅を出ると「もうそこはカーニバルの世界」でした。
カーニバル終盤の土日は最高潮に盛り上がると聞いていたので楽しみにしていたのですが・・・凄かったです!
とにかく人の多さが半端じゃありません。どの路地も山手線のラッシュアワー状態です。漸く人混みを抜けると突然空がひらけ大きな広場へでました。サン・マルコ広場です。大きなメインステージが造られていました。

私は翌朝まだ暗いうちから街に出てみました。サン・マルコ広場で写真を撮っていたのですが、日の出まえの青白い光の中、仮面と艶やかな衣装を付けた人が少しずつ集まって来ました。ゴンドラが係留されている桟橋に仮面舞踏会さながらの貴婦人が立つ姿は中世の時代に迷い込んだように不思議なひとときでした。

つづく・・・