話題の「若冲展」

話題の「若冲展」を観てきました。
連日入場240分待ちと報じられ、長蛇の列をネットで見て、”ちょっと無理かな〜”と思っていたのですが、若冲に魅せられている身としては覚悟を決めて行くしかないと思い立ち、早起きをして行ってきました。
上野に着いたのは八時まえ。会場までまだ一時間半もあるというのに、すでに大勢の人が並んでいました。東京都美術館の建物に沿うように並んだ列は先が見えないほど遠くまで続いています。
並びはじめて間もなく列は動き出しました。どうやら会場の時間を繰り上げた様です。
それでも会場に入るまで90分ほどかかりました。
二日前のシルバーデーは320分(五時間半)という信じられない待ち時間があったのですが、それに比べたら・・・
でも、分っていたことですが会場も凄い人混みです。
多くの作品は近寄ることも出来ず、人々の頭や肩越しに見るだけに終わってしまいました。
正直この都美側の運営はどうなんでしょうね???
以前バチカン美術館に行った時は、出発の何日も前からwebで拝観の日時が選べて、楽に拝観出来たことに感動しましたが、せめて都美も整理券を配りなりして訪れた人達が何時間も屋外に並ばないような運営をするべきではないかと思いました。
幸い体調不良で亡くなったという話しは聞いていませんが、私は90分並んで90分見て歩いて、そうとう足腰に疲れを感じました。
結局満足の行く美術鑑賞などとうてい出来る筈もありません。
出口で買い求めた図録を基に後日思い出し出し夢想の鑑賞をしてみたいと思います。


臨時のチケット売り場が出来ていました。通常ここ意外に上野駅構内や公園の中にチケット売り場があるのですが、二三日前から当日チケットの売り場をここ一カ所にしたのでした。先ずチケットを手にしてから始めて会場に入るための列に並べるのです。・・・なので、チケット買うにも数十分並びます。


みなさん秩序良く並んでいます。


ここが長い列の先頭というか目的地というのか、入り口です。


会場を出るとお昼でした。・・・でこの待ち時間です。


この図録はよく出来ています。
何故か会場では売っておらず、美術館の入り口前広場で屋台が出ており、そこだけで買えます。
会場では売っていないって・・・どういうことでしょうかねぇ?