一路東北へと


週末を福島の実家で過ごしました。
大型の台風19号が西から日本列島を縦断しようと押し寄せるなか、一路東北へと逃げるように向かう。
東北自動車道路の福島西インターを下りると、市街地を迂回するように南下。国道四号線に突き当たるが、ここにあるのが弁天山という小さな山がある。この小さな山が、なぜか放射能数値が高いのだ。各局のテレビ局がここから何度も全国に向けて中継をしてきた。渡利地区といえば思い出す人もいるだろうか?

ご覧の通り、とても小さな山なのである。この山の麓だけが福島市の中で数値が高いのである・・・

市内から見る吾妻小富士は中腹辺りを紅く色づけ秋の気配を漂わせていた。
郊外も黄金色の田圃と赤い実をたわわに付けた林檎畑が広がっており福島が一番美しい季節を迎えていたが・・・
ところどころで目にした汚染除去した土壌の袋が、やはり痛々しい感じがした。