川端康成と東山魁夷

週末は天気がよかったので、静岡市美術館に「巨匠の眼 川端康成東山魁夷」という企画展を見てきました。
片道2時間ほどのドライブ、視界に富士山をいれながら走るハイウエイは本当に気持ちがいいです。
下の写真は富士宮SAで買ったクリームパン。濃厚な甘さのクリームがたっぷりと入っております。

目的の美術館は静岡駅前にすらりと立った高層ビルに在りました。エントランスは壁も柱も真っ白で明るい感じが印象的です。
入り口の印象があまりのも明るかった所為のかどうなのか、主役の巨匠二人が”暗いなぁ”というのがはじめに持った印象でした。
暗いと思えたのは多分展示された全てが、とても落ち着いたものが多かったからでしょう・・・
一つ一つが物語も持っていて興味をそそられるものばかりでした。

とくに面白かったのは、川端康成が受け取ったていた同じ時代の活躍した交遊文人からの手紙でした。
菊池寛からの原稿料の話しや太宰治からの嫉妬の手紙、三島由紀夫からのちょっと自慢話が入った手紙などが面白かったです。
タイトルを見ると川端康成東山魁夷の友好録を見せるものなのかと(勝手に)思っていたのだが、そこはそうではなく全く二つの展示ものの様でした(・・・お互い敬意を持って付き合っていたのは分かったが特別親密なのかどうかはよく分からなかった)

せっかく静岡に来たので、駿府の城跡でも見ようかと思ったのですが・・・港へ向かい海鮮丼などを食べて来ました。じつは来る途中に富士宮SAで釜揚げしらす丼も食べていたのです・・・帰りに富士宮やきそばを食べようと思っていたのですが、さすがにお腹がいっぱいで食べられませんでした。残念!