重慶大厦(チョンキンマンション)に泊まって

連休は香港へ、「とにかくやりつくしの旅」をテーマに歩きまわって来ました。ホテルも安宿と高級ホテルの二カ所を体験。先ずは沢木耕太郎深夜特急」や金城武恋する惑星」で登場した重慶大厦(チョンキンマンション)に泊まって来ました。ホテルは数ある中から大沢たかおが泊まっていたと同じ「DRAGON INN」を選択。フロントの壁には「深夜特急」の文庫本とポスターが飾ってありました。
実は重慶大厦に泊まるのは二回目。前回泊まったのは十年くらい前だと思う。宿の名前もろくに覚えていません・・・。九龍にあった昔の空港からタクシーで乗り付け、タクシーを降りた直後に声を掛けてきた客引きに連れられてそのまま高層階の安宿に一泊したことがありました。その時はあえて客引きの勧誘を待っていた記憶があります。多分荷物を持ってウロウロと宿を探すのが嫌だったのでしょう。若い頃は深夜に着く初めての街などでよく客引きを利用していたんです・・・あまり薦めらませんが・・・

(この写真を撮った時には、何故か警官が多く捜査中という感じだった。・・・何故か気分は盛り上がる)
 

チェックイン早々宿を出て街に出発。空港で買ったオクトパスのツーリスト版パスを使い先ずは女人街へ。目的は撮影機材の購入でしたが、探している物が見付からず買い物は断念して食事をして宿に帰ることに。途中上海でよく食べに行ったチエーン店の火鍋屋があったのでさっそく入店。この店は東京の赤坂にもありますが中国国内でリーズナブルを売りにしたお店とは違い高級火鍋を赤坂では売りにしています。
香港ではリーズナブルな料金で食べ放題飲み放題を楽しむことが出来ました。

二日目は遅い朝食を済ませてから、中国の深センに行って買い物と昼食をして来た。昼食は何故か広東料理ではなく東北料理のレストランでこれまたたらふく暴食をして来た。
夕方前に重慶大厦に帰るも、再び外出。ペニンシュラの脇を通り抜けスターフェリーに乗り夕暮れの街並みを船上から堪能。しばし異国情緒に浸る〜

今から思えばこのスターフェリーで渡った時間は「不思議の国のアリス」のトンネルの様なものだったのかもしれない。渡り終えた香港島では不思議と満たされた時を過ごすことになりました。
つづく