国立新美術館で開催していた「蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」を見て来ました。
蔡さんの展覧会は以前横浜で見て以来二度目。
火と火薬を操った作品は、日本で身に付けた花火技術が基になっているとのこと。
一つ一つが壮大で美しい。
北京オリンピックのオープニングで、北京の夜空を姿が見えぬ巨人が歩いているんじゃないかと錯覚するような打ち上げ花火で造られた大きな足跡を覚えている人も多いのではないだろか。あれも彼の作品だ。
以前横浜で見た時よりも桁違いに作品の規模が大きくなっている。
今はアメリカが活動拠点とのこと。今後の活躍がますます楽しみなアーティストだ。
現代アートは同時代の変遷が見えて面白い。