2021-02-21 酒の肴 久しぶりに鰻屋さんの暖簾をくぐった。時々ささやかな贅沢をしたくなる。今日がその日だった…席に腰を下ろしメニュー眺める。「松、上、特上」なんとも上品な文字が並んでいる。馴染みのある「梅や竹」といった文字はどこを見渡しても見当らない。仕方がない、ここは気前よく…「松」で手を打つこととする。注文を取りにきたお姉さんに冷酒とお通しを頼む。…といってつまんだのがこの板わさ。地味な一品だが派手な一品の前には丁度良いものであった…