深川丼

度々通るし名前もよく耳にするのに全く知らない町がある、「深川」
門前仲町の駅前に車を停めた。腹が減った感じた時、ちょうど深川丼の文字が目に飛び込んできたからだった。この町で深川丼を食べたのはもう二十数年も前になる。知っている店は無かったが、昼時だしまあ少しぶらぶらすれば看板のひとつなふたつは見つかるだろうとあえてぐるなびや食べブログなどには目にいれず深川不動の門前に足を向けた。
松の内は過ぎたが年初めの参拝者らしき人びとで参道は賑わっていた。
看板はすぐに見つかった。しかし思ったよりも値段が高かった。その先にも看板があったので覗くと…やはり思ったよりも高い。深川丼とはそんなに高級なものなのだろうか?
足の運びを参道から外し裏路地を散策してみた。しかしこんどは看板が見当たらなかった。そうこうしている内ふたたび門前仲町の駅前に出てしまった…
こんどは道を変え、しばらく永代通りに沿って歩く。富岡八幡宮が見えたところで看板を見つけた。居酒屋とも小料理屋とも思える店だった。
外からは中が見えなかったので混雑度がわからなかったが、値段がが手頃だったので思い切って入ってみた。店内は空いていたが、席に着いてここは当たりだと確信した。匂いが良かった!
さっそく深川丼を注文。
んー。美味しい。
アサリの香りを活かすよう、薄味の出汁が旨い。
大満足で店を出た。



ついでと言ったら失礼だが富岡八幡宮に参詣。
時代劇で描かれている富くじぐらいしか知識がなかったが東京の八幡さまの大元であるらしい。
ご利益にすがってみる。
大鳥居を過ぎたところで巨大な伊能忠敬さんに出会う。何でも江戸での居住がこの近所だったとか…数年前に千葉だったか伊能忠敬の生家跡に行き遺品の物差しを撮影した記憶がある。
短い期間だったが深川を観光することができました。満足。