今回の「野性時代」面白いです。
官能大特集「書くエロス、書かないエロス」、なんと魅力的なフレーズでしょうか。
「官能」という言葉に興味が出て、ちょういと調べると・・・耳・鼻・目など、感覚器官の働き。感覚器官を通して得られる快さ。特に、性的な感覚にいう。(はてなキーワード より)と出てきた。
なるほど。人は耳・鼻・目から入って来た情報を脳が何らかの処理をして性的な興奮へと身体を変化させるのか・・・。人の行動や感覚には慣れというものが生じる。日々繰り返し受ける情報に無感覚・無反応になるものだ。
AVに飽きたら、官能小説を読むのも、脳には良い刺激かもしれない・・・
ところで、今回の「野性時代」は勿論官能ばかりではない。連載はちゃんと載っています。なかでも新たに始まった池上永一さんの「黙示録」は面白い!あの名作「テンペスト」での興奮が今一度よみがえる思いだ。早く次が読みたい!
しかし、盛り沢山。読み切り文庫まで付いているではないか〜
小説 野性時代 第99号 KADOKAWA文芸MOOK 62332‐02 (KADOKAWA文芸MOOK 101)
- 作者: 角川書店編集部
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/01/13
- メディア: ムック
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