杭州に行って来た。

abiquiu2005-12-10

 知人のO嬢を訪ねて杭州に行って来た。
「天に蘇州あり、地に杭州あり」の杭州だ。今では上海から車や列車で2時間で行ける土地だ。
O嬢によると杭州文人や芸術家を生み育てるハイソな土地(上海に比べ)ということだ。
確かに霧に霞む西湖は、詩の一つでも読んでみようという気なる。・・・今日は食い気が先に出て詩が作れなかった。
O嬢のアテンドで短い滞在だったが杭州の土地柄を充分に感じることが出来た。

 夜、上海に戻り某有名雑誌の編集長と食事をご一緒した。季節ものの上海蟹をご馳走になった。上海蟹はオスとメスで食べる時期が少しずれるということだ。メスの方が早く、オスは後の方がおいしいそうだ。12月のこの時期はオスの方がおいしいそうだ。教えて頂けなかったらきっとメスを食べていただろう。出来れば共食いは避けたかった。
あつあつの上海蟹はとても美味しかった。文才がないのでどれほど旨いかというのが言葉に出来ないが、一言「幸せ」である。フィンガーボールにお茶が出て来たのは新鮮であった。飲むお茶と並んでなかったら間違いなくゴクゴクと飲んでいた!
普段飲みなれない紹興酒上海蟹にはとてもよく合うがわかった。なんでも本場で体感するのが一番というのが改めて感じ知った。

 今日の充実した日を与えてくれた両名に感謝。謝謝!